整復手技
▼ 整復手技とは?
整復手技の整復とは、骨折や脱臼(だっきゅう)の生じた箇所を、もとの正常な位置に戻すことを意味しています。
つまり、整復手技は、これらの症状を良くする際に、電気や超音波等の機械を使用するのではなく、施術者の手の技術を使うものです。
例えばマッサージなども手を使う手技の一つになります。
整復の場合は、マッサージだけでなく、股関節の可動域を広げたり、場合によっては締めたりします。
可動域を広めるというのはイメージしやすいかと思いますが、締めるというのは産後の妊婦さんなどに行います。
子どもを産んだ後は骨盤が開いてしまい、それをそのまま放っておくと骨盤が緩んだままになってしまいます。そのようなときには骨盤を締める必要が出てくるのです。
このように、手の技術を使って施術を行うのが整復手技になります。
▼ いっしき整骨院の整復手技の特徴
いっしき整骨院では、表面上の痛みを取るだけでなく、しっかりと改善することを目的としており、骨格の整復がメインとなります。
整骨院という看板を出しているのため、急性期の外傷でご利用される方が多いというのが特徴です。
施術の流れは下記のようになっております。
急性期は痛みの元が熱を起こしているので、最初に熱を取る冷却を行う必要があります。
次に体の土台である骨格の矯正を行い体の状態を整えます。
そして、最後に靭帯や筋肉の循環を整えるマッサージを行うという流れです。
1.冷却療法
腫れている状態では整復の手技がままならないため、氷のうや頭部冷却装置(クライオサーミア)を使って熱を取ります。
急性期の痛みの元の熱を取ることをメインに行う施術です。
最初にこのこと説明をした上で施術に入ります。
2.骨格の矯正
骨盤から整復を行っていますが、矯正はそれぞれご利用される方の症状に合わせて施術内容が変わってきます。
そのため、整体やカイロプラクティックに加えて、体全体を検査する特殊な療法を用い、原因を見極めた上で整復にあたっています。
実は、人間の体には何か所か「ここは絶対に真っ直ぐでなければならない」というポイントがあるのです。
つまり、建築構造物の柱や土台と同じように、足腰がしっかりしていないと上半身にも影響が出てくるということです。
例えば、腰痛の場合、つい腰回りばかりを見てしまいがちですが、実は膝の痛みや、以前足首を怪我したことが影響していることがあります。
このように、下半身に原因があるため腰に負担がかかっているということも考えられるのです。
もし、そういった原因の時には、腰だけでなく下半身の整復を行いながら、同時に腰の整復を行ってしっかりと改善を図っていきます。
3.マッサージ
マッサージの目的は人体や筋肉の循環を
整え、動きをよくすることです。
人体や筋肉は、骨格の動きをサポートする役割を果たしており、熱を取って矯正を
行ったらマッサージをして循環をよくしてあげる必要があります。
▼ 整復手技の例
整復手技はいっしき整骨院のメインの施術法になりますので、基本的にどのような症状にも用いることが出来ます。
・スポーツ外傷
・捻挫
・膝の痛み
・腰痛
・股関節痛
・肘痛
・手首の痛み
・ダンスなどの専門的な痛み
症状の重さや部位によって矯正等の施術内容が変わってくるだけです。
以下のような症状に効果的です。
例えば、足首を怪我した場合、整形外科などでは足首に湿布を貼って終わりだけです。
しかし、実は捻挫をしたときに一瞬だけ亜脱臼をしている状態になり、放っておくと癖になってしまいます。
いっしき整骨院では、その部分を整復をした上で、熱を取るような専門のテーピングで固定し安定させるため、癖になりづらくしているのです。
スポーツ選手や、
重い荷物をもち運びするような仕事をしている方、
主婦の方でお困りの方は、是非いっしき整骨院へ一度ご相談下さい!